世界中を旅し、各地で狩猟を楽しんだ英国の狩猟家ベン・アリソン。

彼の家が通称「ベンの家」と呼ばれる館です。

 

外観はともすれば周囲の街並みに沈み込んでしまいそうな素朴さで、

北野界隈の他の洋館と比べて決して派手さはないものの、

一歩室内に足を踏み入れると、

あまりの迫力に、洋館巡りに疲れた人もきっと衝撃を受けるはずです。

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ベンの家の展示物

1902年に建てられたこの家には、

狩猟好きの彼が世界中で仕とめた動物たちの剥製が、

所狭しと飾られています。

1階の入り口を入り、右手には3mもある巨大なホッキョクグマ。

さらに室内を巡ると、トラやバイソン、ヌーの、

恐ろしいほど大きな頭部が壁から飛び出し、

アメリカの国鳥である白頭鷲は、

美しく羽を広げた姿で剥製にされ、飾られています。

 

シカの中でも最大種であるヘラジカ(ムース)の頭部も見事です。

ほかにも、クジラの仲間である「イッカク」の歯、ボブキャットの皮、

白オオカミの剥製など、動物博物館のような2階建の館は、

一部屋一部屋、威圧感があります。

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現在では絶滅の恐れがあるものもあり、

めったにお目にかかれないアメリカ、カナダに生息する巨大な動物を、

これほど近距離で眺められるのですから、貴重な体験です。

各部屋に飾られた、当時の様子を今に伝える調度品の数々も、

見劣りするものではないのですが、どうしても動物たちに目がいってしまいます。

ベンの家 寝室

英国貴族風の屋敷の中で、異色を放つハンモックの部屋も。

 

ベン・アリソンの寝室です。

ここで寛ぎ、睡眠を取っていた彼がどのように巨大動物を仕とめて運び込んだのか、

どのように世界を巡ったのか、

空想してみるのも楽しいのではないでしょうか。

 

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