神戸のジブリパークとジブリ展 感想
兵庫県・神戸市立博物館で開催中の「神戸で探検!ジブリパークの舞台裏 ジブリパークとジブリ展」に行ってきました。
場所はJR三ノ宮駅とJR元町駅の間にある、ブランドショップなども多くあるオシャレなエリア。
観て来た感想は、「とっても良かった♪」
事前の情報があまりなくて、展示物も少ないのかと思っていましたが、十分なボリューム。
ジブリパークだけでなく、3Dアニメ作品の制作過程を、精細に公表しているなど、面白かったです。
ジブリパークとジブリ展
あらかじめ時間指定整理券付き入場券を購入して、指定された時間の5分ほど前から建物に入ることができます。
最初の展示は電車に乗ったカオナシ
1組1枚 スタッフの方が写真撮影をしてくれるのですが、2人のスタッフがスムーズに動いていて、長い行列でもあっという間に順番が回ってきました。
これほどスタッフの対応が上手い記念撮影スポットは見たことがないです。
歴代のジブリ映画作品のポスターと、原画の展示コーナーを抜けるとネコバスが登場
ネコバスは、行き先が「神戸」(こうべ)に。最後の文字が逆さまに向いているのはカワイイですね。
車内にも入ることができるのですが、イスは物凄く沈み込んで柔らかかったです。
ヨギボーみたいと言っている人もいました。
沈み込み方はそれぐらい凄かったです。
家にネコバス仕様のソファーがほしい。
とっても大きいバスでした。
三鷹の森ジブリ美術館の建築デザインのイラストやリニューアル工事の前と後の写真やデザインや図面などが紹介されるコーナーもありました。
とても面白かったのは、アーヤと魔女の3D作品ができるまで。
原画から3Dモデリングをして、服のデザインなどのテクスチャーを貼り付ける工程を動画や絵で紹介したり
作られたアーヤの顔のパーツをipadのようにタッチして顔の表情を動かせるコーナーもありました。
2021年に三鷹の森ジブリ美術館企画展示 アーヤと魔女展で展示されたものが今回展示されているようです。
3D映画でコストや時間を節約しつつ、必要なクオリティを出すためのテクニックを模型を使って表現しているのも面白かったです。
愛知県で実際に使われていたサツキとメイの家の木材も展示されていました。
サツキとメイの家の大きなジオラマがありました。
大きいサイズなので、建物の中を見ると、家の中の様子も見えますよ。
千と千尋の神隠しコーナーでは、湯婆婆の部屋がありました。
これは実際に愛知県のジブリパークにある「にせの館長室」を再現したものだそうです。
湯婆婆の姿を見たとき、背筋がぞくっとしました。
造形なのに、物凄い迫力。
思った以上の巨大さ。
子供の身長で見たら、とても恐ろしく見えたことでしょう。
千尋は本当に強い子ですね。
猫の恩返しの「猫の事務所」の再現もありました。
所要時間は80分ほどでした。
しっかり見たら100分ぐらいは見れそうですし、説明動画や文字をあまり読まずに回ったら1時間弱で回れそうです。
整理券方式で、館内の混雑がマシなので、スムーズに見れました。
たぶん混雑していたら所要時間2時間以上になりそうな展示ボリュームでした。